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| 都道府県名 | 富山県 |
| 区分 | 県 |
| コード | 16000-8 |
| ISO 3166-2 | JP-16 |
| 隣接都道府県 | 石川県、岐阜県、新潟県、長野県 |
| 木 | タテヤマスギ |
| 花 | チューリップ |
| 鳥 | ライチョウ |
| シンボル名 | 他のシンボル |
| 歌など | 県の獣:ニホンカモシカ 県の魚:ブリ、シロエビ、ホタルイカ 県の歌:富山県民の歌 |
| 知事 | 石井隆一 |
| 郵便番号 | 930-8501 |
| 所在地 | 富山市新総曲輪1番7号320px |
| 電話番号 | 076-431-4111 |
| 外部リンク | http://www.pref.toyama.lg.jp/ 富山県 |
| 位置画像 | 350px |
| 特記事項 | 基礎自治体位置図|16|000 |
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富山県(とやまけん)は、日本海に面する日本の北陸地方の県の一つ。令制国の越中国に相当する。県庁所在地は富山市。
概要
富山県は、四方を海と山脈で区切られた越中国と領域を同じくする。
東の新潟県との県境は難所親不知として知られる。
西部は倶利伽羅峠を挟んで石川県と接しており、戦国末期には両国の前田利長と佐々成政が争った。その後羽柴秀吉により、越中は前田利長に与えられ、江戸時代の越中は加賀藩とその支藩である富山藩に統治されていた。この経緯から廃藩置県の折に一端石川県に併合される。しかし分県運動が起こり、全越中が分離独立する形で富山県が成立した。
南には飛騨の山々が控え、山間部には「白川郷・五箇山の合掌造り集落」として世界文化遺産に登録されている五箇山、立山信仰などの山岳信仰で有名な立山連峰、山岳観光ルートの立山黒部アルペンルートなどがある。
北は富山湾(日本海)に面している。特定重要港湾の伏木富山港は北陸工業地帯や環日本海貿易の拠点として発達した伏木港、富山港、富山新港の総称である。また氷見、滑川、魚津などでは豊富な海産物が陸揚げされる。うち魚津から滑川にかけてはホタルイカの群遊海面、蜃気楼の見える海岸で有名である。
加賀藩の支配を脱した明治から産業の発展が続き、北陸工業地帯を形成。YKKや三協立山アルミなど発祥の地として知られる。北陸銀行や北陸電力などの本拠地でもあり北陸経済の中心と言っても過言ではない。
2009年現在、「近世高岡の文化遺産群」と「立山・黒部 ~防災大国日本のモデル -信仰・砂防・発電- ~」を世界文化遺産に登録することを目指している。もし登録が実現すれば、1つの県に3つの世界文化遺産を保有する県となる。また、立山連峰や黒部峡谷などを世界自然遺産に登録することを目指す動きもあり、立山・黒部地域はいわゆる世界複合遺産としての登録を目指す可能性もある。
方言としては富山弁があり、地域によって呉東方言、呉西方言、魚津弁などに分かれる。富山弁は日本で最も古い言葉が残されたものと考えられている。「新鮮」を意味する「きときと」をはじめ、『広辞苑』に収められている言葉もある。
前述の「きときと」と表現される魚介類に加え、名水百選、平成の名水百選にそれぞれ県内から4か所が選ばれるなど、名水の産地として知名度が高い。
県民性
貯蓄率は高く、「越中の一つ残し」と言われるほどである。自分の家を持って一人前という風潮があり持ち家率は全国最高水準である。また家の大きさ(延べ床面積)も全国一大きい。
子弟の教育に比較的熱心で全国学力調査などで、上位に位置することが多い。
(ただし学歴社会というわけでもなく、むしろ全国でも実力主義傾向が強い)
この、勤倹克己を地で行くような県民性は、安田善次郎のような経済的成功者を多く生み出し、冷徹なまでの合理性からしばしば恨みを買うこともある。
大家族傾向があるため、世帯収入が全国最高水準であり、逆に生活保護率は全国最低である。
乳幼児を祖父母等に預けることが比較的容易なこともあって共働き率が全国最高水準である。
石川の「嫁は越中から貰え」という格言は、富山の女性は働き者とされるところからきている。
北陸地方は一向一揆で知られる浄土真宗が盛んで、越中の価値観にも強い影響を与えてきた。また立山連峰は山岳信仰の舞台になっていた。
地理
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県の中部には、概ね複数の河川が形作った沖積平野の富山平野があり、山麓部には複数の川の扇状地が重なり合ってできた「複合扇状地」が見られる。
日本海側に面するので、日本海側気候で豪雪地帯、一部地域は特別豪雪地帯もある。
自然公園
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- 朝日県立自然公園
- 有峰県立自然公園
- 五箇山県立自然公園
- 白木水無県立自然公園
歴史
先史・古代
- 富山県では旧石器時代の遺跡は140以上も確認されている。それらの大半は3万年前までの後期旧石器時代のものである。そして、約2万2000年前ごろまでの前半期には東日本に分布する立つ野ヶ原型ナイフ形石器と呼ばれる石器群が、後半期には国府型ナイフ形石器と呼ばれる瀬戸内系石器群が出土している。本県では、東西の石器文化の影響を受けたことがわかる。また、これらの石器の材料は本県の西部の頁岩系石材とともに、瀬戸内系安山岩であり、当時の人々の広範囲な活動や交流が認められる。
- 北陸地方は、越国(高志国)であったが、645年 大化の改新の後、越前(こしのみちのくち)、越中(こしのみちのなか)、越後(こしのみちのしり)に三分割され、大宝二(702)年越中国となり、ほぼ今の富山県域と一致し、時により加減はあったが砺波(となみ)・射水(いみつ)・婦負(ねひ)・新川(にひかわ)の四群から構成された。
律令時代
- 757年 越中国より能登国を分離する
- 810年 越中国に滞在した渤海国使首領である高多仏により、習語生等に対する渤海語の修習が行われる
- 863年 越中、越後で大地震が発生する(三代実録)
鎌倉時代~室町時代
戦国時代
江戸時代
- 1622年 薬種商「茶の木屋」(中田家)が創業
- 1633年 神通川西岸、婦負郡一帯の開拓を目的とした「牛ケ首用水」が竣工する
- 1816年 富山藩が売薬業統轄の役所として「反魂丹役所」を設置する
明治時代(置県以前)
明治時代(置県以後)
- 1896年 放生津の新湊汽船会社により、伏木港中国大陸間の定期航路を開始する
- 1907年 石黒岩次郎によって米の新品種「銀坊主」発見される
大正~第二次世界大戦前
日本の主権喪失期
- 1951年9月8日 サンフランシスコ講和条約締結により、日本の主権回復
戦後昭和
- 1955年4月14日 第一回全国チンドンコンクールが開催される
- 1967年 富山地方鉄道本線高架線と高架駅舎が魚津に完成
- 1968年 北陸本線が電化に合わせ、魚津で富山地方鉄道に並行する高架線完成。
- 1971年6月1日 立山黒部アルペンルート全線開通
- 1984年4月28日 富山市ファミリーパーク(動物園)開園
平成
人口
行政
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歴代知事(公選)
富山県知事一覧
- 初代 館哲二(1947年4月19日~1947年11月15日、1期)
- 2代 高辻武邦(1948年11月23日~1956年9月30日、2期)
- 3代 吉田実(1956年9月30日~1969年12月1日、4期)
- 4代 中田幸吉(1969年12月30日~1980年9月18日、3期)
- 5代 中沖豊(1980年11月11日~2004年11月8日、6期)
- 6代 石井隆一(2004年11月9日~、2期目)
県議会
富山県議会
財政
平成19年度
- 財政力指数 0.45
平成18年度
- 財政力指数 0.4159
- 標準財政規模 2647億円
- 普通会計歳入 5206億円
- 経常収支比率 94.5%
- 人口一人当たり地方債残高 89万6267円 普通会計分のみ
- 実質公債費比率 16.3%
- ラスパイレス指数 96.3
- 1普通会計分の地方債 9954億円
- 2上記以外の特別会計分の地方債 902億円
- 3第3セクター等の債務保証等にかかわる債務 264億円
平成17年度
- 財政力指数 0.37
経済
産業
特筆すべき資源として豊富な水資源とそれを利用した水力発電がある。
そのため越中は古来より米所であった。富山県は明治から昭和にかけてこの電力を生かして第一次産業から第二次産業、つまり北陸屈指の工業地域(北陸工業地帯)へと産業転換を果たした。
ただ第三次産業への転換は首都圏一極集中の流れから、遅れがちである。そのため情報処理業はインテックなど企業向けが中心である。一方で地方としては珍しいアニメスタジオ(ピーエーワークス)がある
一次産業
農地は減少傾向にあるが、耕作地における水田率は全国1位 (95.9%)。砺波地区においては明治時代から続くチューリップの栽培が盛んであり、異彩を放っている。北部に占める富山湾の恩恵により、漁業も盛んであったが、近年定置網漁を除く、その他の漁業は衰退の傾向にある。しかし、国民のグルメ指向と輸送時間の短縮化により、従来は移送が不可能であったシロエビなど、今まで売れなかった商品が注目されている。
- 農業:米、砺波のチューリップ、福光の干し柿、入善のジャンボ西瓜
- 林業 - 山の大半が国立公園のため、あまり盛んではない
二次産業
富山県は、日本海側最大の工業集積地であり、北陸工業地域の中核である。
立山連峰の豊富な水資源と水力発電を利用して産業が発達している。特に電気料金は北陸電力が日本で最も安い電気料金を実現しており多量の電気を必要とするアルミ精錬とその関連産業が栄えてきた。臨海部を中心として石油精製、重化学工業、各種電気製造が発達している。また、特定重要港湾伏木富山港により対岸貿易や、原材料輸入における大型の貨物の輸送が容易となっている。主に工業地は富山市から高岡市にかけて連続している。
「越中の薬売り」の伝統から医薬品の製造・販売が盛んである。
- 製造業
- 工業機械 - 自動車部品、ベアリング(生産シェア国内第4位 不二越)、精密工作機械(タービン工作機械世界シェア25%、半導体ポリッシングマシン世界シェア1位)、産業用ロボット(世界シェア5位)
- 電気機器 - 電子部品(スイッチング電源国内シェア2位、3軸加速度センサー、抵抗器ほか)、家電製品、半導体大規模集積回路(CCD/MOSイメージセンサ、AV/通信向けマイクロコンピュータ(32bit/64bit)、液晶/PDPドライバ等、パナソニックの国内最大拠点)、化合物半導体ディスクリートデバイス
- 造船 - 日本海側では数少ないドライドック設備有り
- 建設 - 総合建設業、鉄骨橋梁(川田工業)、各種プラント建設
- 化学工業 - 化学原料(塩酸、硫酸など)、化学肥料、ポリカーボネート製品、塩化ビニル製品、人工イクラ
- ファスナー - 世界シェア1位(YKK)
- 製薬 - 医療用総合医薬品製造、薬品原料(インドメタシンなど)、漢方薬、外用剤、各種研究施設多数。また、生産した家庭薬の配置薬業(置き薬)も江戸時代から有名である。
- その他 -製油、紡績、野球用バット
三次産業
- 金融:北陸銀行(ほくほくフィナンシャルグループを含めて地銀2位)
- 海運業:日本海沿岸国家との交易(鉱石、原油、工業製品、木材、中古車)
- 観光業:立山黒部アルペンルート、宇奈月温泉
- 情報処理業:インテック
商業
=県外への輸出は伝統的に富山の売薬やブリ街道が有名である。
古くから北前船でしられる日本海側貿易の中継拠点であったが、
現代ではさらに環日本海貿易の拠点として発達し、中古車などの取引拠点となっている。
県内商業としては伝統的には総曲輪周辺の中心市街地が栄えていた。
近年では車社会化が進行し、幹線道路沿いの郊外店が主流となっている。
それにともない大型店舗化が進行している
富山市と高岡市の商圏は県内のみならず岐阜の日本海側をも収めるが、隣県の金沢市の商圏と競合関係にある。
その他産業
- 海洋資源:企業製品向け海洋深層水の取水
姉妹州省・提携州省
地域
伝統的に富山平野の中央部にある呉羽丘陵を境に東を呉東(ごとう)、西を呉西(ごせい)と呼んでいた。現在では市町村界によって区切った県東部・県西部という名称も使われている。おおむね呉東・呉西に一致するが、富山市呉羽地区は呉西でありながら県東部に属する。また、富山市婦負地区(旧婦負郡)は、かつて気象庁の地方区分では県西部(西部婦負)に属していたが、行政区分との統一を図るため2006年3月1日より同市他地区と同じ県東部(東部南)へ管轄変更となった。
さらに、県東部を富山地区・新川地区、県西部を高岡地区・砺波地区に細分することがある。
- 以下の10市2郡4町1村がある(平成の大合併以前は9市18町8村)。町の読みは「ちょう」ではなくどれも「まち」。しかし、地元の人々の中で「ちょう」と読む人が多くいる。ちなみに自治体の数は日本で一番少ない。
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富山県東部(呉東)
- 富山地区
- 1 富山市(県庁所在地)
- 2 滑川市
- 3 上市町
- 4 立山町
- 5 舟橋村
- 新川地区
- 6 魚津市
- 7 黒部市
- 8 朝日町
- 9 入善町
富山県西部(呉西)
- 高岡地区
- 10 高岡市
- 11 射水市
- 12 氷見市
- 砺波地区
- 13 砺波市
- 14 小矢部市
- 15 南砺市
マスコミ
新聞社
- 北日本新聞(1884年創刊の中越新聞より始まる。富山県を代表する言論機関)
- 補足
- 富山県は全国紙の発行本社が東京本社・大阪本社とそれぞれ別になっている。
- スポーツ新聞は、スポーツニッポン、サンケイスポーツは大阪本社版、日刊スポーツは名古屋本社版と東京本社版の両方が販売されている。スポーツ報知は東京本社発行版が販売(高岡市で現地印刷)されているが、公営競技など一部の記事は大阪本社で製作されたものを掲載している。他に中日スポーツ(中日新聞北陸本社で発行)も販売されている。
放送局
- テレビ
- チューリップテレビ(旧テレビユー富山、JNN 系列)
- ※高岡市、砺波市、小矢部市など県西部では北陸朝日放送など石川県の放送局(魚津市でも受信が可能)、朝日町など県東部では新潟テレビ21など新潟県の放送局を、南砺市の五箇山地域ではメ~テレなど中京広域圏の放送局と岐阜放送(ぎふチャン)を受信している世帯がある。
- ラジオ
- 北日本放送(JRN・NRN系列)
- 富山シティエフエム(コミュニティ放送)
- 新川コミュニティ放送(コミュニティ放送)
- エフエムとなみ(コミュニティ放送)
- エフエムいみず(コミュニティ放送)
ケーブルテレビ
- ケーブルテレビ局の一覧#富山県を参照。
交通
空港
北陸新幹線が未開通なため、大都市圏との行き来の中核をなしている
- 富山空港 (富山市)
道路
- * 北陸自動車道
- * 東海北陸自動車道
- * 能越自動車道
- ** 高岡砺波道路
- ** 氷見高岡道路
- ** 七尾氷見道路 (一部供用中・建設中)
- 富山県の県道一覧を参照。
鉄道
地方としては鉄道網が発達していたが、モータリゼーションの進行で在来線が衰退傾向にある。
一方で、LRT専用路線が新設されるなど先進的な試みもなされている。
なお北陸新幹線が建設中である
- 鋼索線(黒部ケーブルカー)
- 鋼索線(立山ケーブルカー)
港湾
文化財
- 瑞龍寺 仏殿、法堂、山門(高岡市)
- 山町筋(高岡市)
- 相倉(南砺市)
- 菅沼(南砺市)
スポーツ
富山県を舞台とした作品
文芸
- 高熱隧道(1967年、吉村昭) - 関西電力黒部専用鉄道のトンネル貫通工事を描く。
映画
- 父ちゃんのポーが聞える(1971年)
- 釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!(2002年)
- ストロベリーショートケイクス(2006年) - 魚喃キリコの漫画『strawberry shortcakes』の映画化作品。舞台は魚津市。ミラージュランドでロケが行われた。単館上映作品で、富山県では富山市内で短期間上映されたのみ。
漫画
テレビドラマ
テレビアニメ
- グレートハント(2008年) - 設定は明らかにされていないが、魚津市や富山市がモデルと思われる場面が見受けられ、劇中では主なキャラクターが魚津弁で会話している。製作は魚津市在住のクリエーターユニット「The BERICH」。
ゲーム
音楽
- 富山の夜(1976年、北森啓介)
- 男・立山(1986年、祭小春)
- 蒼の世界 〜宇奈月から響け大地の音〜(2008年、Honey Grace)
関連項目
外部リンク
公式
観光
- とやま観光ナビ - 富山県観光連盟
カテゴリ:富山県
カテゴリ:越中国